東洋の古美術品
三井記念美術館には、本家にあたる総領家を含め十一家に分かれている三井家の中で、主に北家(総領家)、新町家、室町家伝来の文化財が収蔵されています。それらのコレクションは、日本と東洋の古美術品を中心に、絵画、拓本、茶道具、装身具など約3700点を誇ります。江戸時代後期に活躍した画家、円山応挙の代表作「雪松図屏風」を始めとする6点の国宝と、71点の重要文化財も所蔵しています。また、展示室では、三井家にゆかりのある国宝茶室「如庵」の室内を精巧に再現し、茶道具の取り合わせを展示して「用の美」を見せる一方で、洋風の建築空間のなかに日本および東洋の美術品を展示して、伝統的な「造形の美」を再発見するという、文化と美の本質に触れることができます。
