財閥解体後
財閥解体後、他財閥と同様に、「三井グループ」としてグループ化していきます。戦後から現在までの社会情勢や日本経済の変化に伴い、三井グループのみならず、各グループ間での企業間・または銀行間などでの、吸収や合併などが繰り返されていて、かつての財閥時代のころのようなグループとしての結束力はなくなってきているといえるでしょう。三井財閥黄金期に建てられた三井本館は、財閥解体を経て「総本山」としての役割は終えることとなりますが、現在でもほぼ当時のままの姿を見ることができます。三井本館は、昭和初期を代表する事務所建築として、高い歴史的価値を認められており、新古典主義様式の堂々たる外観を持つ建物で、1998年には、大規模オフィスビルとして初の重要文化財にも指定されています。
